読書録#14 D.Mosse”Cultivating Development”と瑞牆クライミング合宿

さて課題図書の3冊目、D.Mosse (2006) “Cultivating Development“イギリスのDFID(UK Department for International Development)がインドにおいて、1990年~200年代初めに行った参加型開発のプロジェクト(IBRFP)に継続して従事した、「人類学者コンサルタント」の著者が記した本。現場から地域開発の理論の根本に向けて、痛烈な批判を行っている。邦訳は無い。

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読書録#13 R.Chambers “Revolutions in Development Inquiry”

ひどい事件が起きてニュース聞をきたくない。でも現実だ。
まだ真相が良くわからないし、これから色々な報道がされるだろう。「痛ましい」というのを通り越している。何より恐ろしいのは、誰の心にも生まれうる、または現にある、人間性に悖る差別が、暴力的な形で顕在化しているように見えることだ。

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読書録#12 A.Sumner and M. Tribe “International Development Studies : Theories and Methods in Research and Practice”

グアテマラに滞在中、進学先のIDSから基礎文献のリーディングリストが送られてきた。Development Studies の基本的なテキストに加えて、社会学、経済学、一時話題になった本まで、幅広いジャンルがコメント付きで紹介されている。全て読むのは難しそうなので、とにかく「*(特に重要)」が付された本を早速注文した。電子書籍もあるけれど、やっぱり紙が手元にないと読む気が起こらない。

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ケツァルの国グアテマラ:感想編

グアテマラに行ってみて、まだまだうわべだけとはいえ、ラテンアメリカに触れる機会となり大変ありがたかった。3つだけ感想をあげるとすれば、
①国土や街がゴミだらけ
②私は我慢する力が足りない(日本快適すぎる)
③お腹は壊したくない(健康は大事)
以上。

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ネガティブばっかりだが、楽しげなことは前の文章で書いたので、ここは現実的にいきたい。ただし、まだまだ表面に触れただけなので、ほんとうの感想が出てくるのは、もう少し後になってからだと思う。ではグアテ滞在中に読んだ本のことなど。

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読書録#11:Bob Jessop “The State: Past, Present, Future”

グアテマラに来て2週間、今日はQutzaltenango近くのスニル見学→温泉→ウエウエテカでグアテ料理。他の学校で勉 強している日本人の方と一緒だったが、外の人と積極的に話していて、スペイン語を使う姿勢に学ぶところが多かった。いろいろ理由をつけてチキっていてはダメなのだ。

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さて、4月〜6月に京大の講義に出ていた際のテキストについて、書き残す時がやっときた…
Bob Jessop “The State: Past, Present, Future”

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読書録#10:Gift from the sea

4月から出席していた大学の英語講義がやっと終わった。2冊のアカデミックな英語テキストを読みきるのも一仕事だし、英語でのプレゼンとディスカッションを用意するのは集中の要るものだった。こんなに授業を時間をかけて丁寧に受講したのは初めてかもしれない。。。自分の負担でやるって大切。。。

さて、時間があれば「テキスト読まんといかん…」という強迫観念から解放されたので、ふつうの本をひとつ。
Anne M. Lindfberg『The Gift from the Sea』

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読書録#9『群馬の隠れキリシタン』

京都住まいの最後の日は、ルームメイトとお別れして、大学の授業に出てから、京都駅へ直行。新幹線の北向きの窓側の席をキープして、京都の景色を見ていたら、ノスタルジックになって泣けてきた。隣の席のおじさんは、気を遣ってくれたのか、20分位姿を消してくれた。ちなみに、女性の涙の75%くらいは、一時的な感情の発散なので、慰めはしても真剣に捉えずやり過ごしたらいいと思う。

引越しの前に、仕事の関係や、大学の先生など、会っておきたかった人にも会えた。そのうちの1人は、学生の時に6年間介護のボランティアでお世話になった李清美さん。施設に入らずに、自立して生活を送っていて、その暮らしすべてを障害者運動に投じている。

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自分自身のギムについて考えるチャンスをくれた人。寮の繋がりで誘われて始めたが、京大の社会派の人たちの運動、というと相当偏っていると見られるかもしれない。それでもいい。左とか右とかを超えたトコロでリベラルにあるための勉強ができたと思う。 続きを読む