Morocco trip; Tagin, Biscuit and Snow

11月の初めだった。仲良いクラスメートの2人が突然「冬休みに入ったらモロッコに行こう!」と言い出し、わたしも誘ってくれた。とても愛情のこもったモロッコ料理の本を愛読していたことや京都のjajouka(ジャジューカ)というモロッコ料理屋が大好きだったこともあり、かねてからモロッコは親しいものを感じていたため、モロッコという行先に特に疑問を持たず(というのも後々たくさんの人に聞かれてすこし珍しい旅行だということに気付いた)一番忙しい時期はモロッコを夢みてがんばった。

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格安航空券をとったために、ロンドンの辺境にあるスタンステット空港に深夜に到着したが仮眠する所がない。仕方がないので朝の7時まで文字通り時間を殺した。機内に入ってはや旅の難所は越えたと思われたが、実はこれはほんの序章だった。

初日から3日間は首都のMarrakech(マラケシュ)で過ごし、3日間の砂漠ツアーをへてFez(フェズ)へ至るプラン。ホステルに到着、結構へとへとだが真面目・親切かつ情熱的なフローちゃんはホステルのスタッフにあれこれ名所を訪ね、観光プランを作ってくれた。地図にポイントを打つフロー。

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最初のモロッコ料理。タジンとクスクスに感動し、串焼きにがっかりする。

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マラケシュの旧市街は城壁で囲まれている。内側は迷路のようになっていて、メディナと呼ばれている。

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中心の広場は夜市が立ち観光客は客引きに揉まれ、罵倒され、かなりひどい目に合う。一見の価値はあるけど決して心情を害さないように。マラケシュは観光地化がひどくて結構うんざりすることが多かった。

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広場の良く見えるカフェのテラスで夕焼けを待つフロー、サナヤ、リア。

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ちなみにイスラームなのであんまりお酒は見ない。

4日目、早朝にマラケシュを経ちアトラス山脈を横断してサハラ砂漠を目指す。20人乗りくらいのバンに6グループ15人くらいが乗車。寒い。

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途中でKsar of Ait-Ben-Haddouという古くからある街に立ち寄る。サハラ砂漠を横断する商人たちの往来する要所だったらしい。ほかの街も同じだが建物は砂の壁を共有して寄せ集まって成り立っている。

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ツアーコースぼったくり系カーペット屋さんでおじさんの話を聞いているリアとフロー。どれもかわいらしく欲しくなる。もしかしたら安いのかもしれない、適正価格がわからない。ただ大きな絨毯に見合った家がある人にとってはクズみたいな値段だよね、というのが皆の感想だった。

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途中で怪しい谷間のホテルに一泊。寒くて暖房器具もなく、暖かいお湯が出ないという哀しいホテルだった。翌日もカサカサのあまり美味しくないチョコビスケットをみんなで分け合いながら、ひたすらサハラを目指す。

広大な岩と砂の土地。クライミングエリアもあった。

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モロッコサラダとベルベルオムレツ。奥に見えるの大きなパンは主食のパン。

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2日目の夕方、やっとサハラ砂漠のはずれに到着。ここからラクダに乗って砂漠の中のキャンプに向かい、一晩を過ごす。

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寒さ対策の装備が貧弱すぎたため、フロー、サナヤ、リア、わたしはお土産物屋さんで民族衣装を購入。ペラペラのように見えて風をよく防ぎ、結構暖かい。

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ブレているがミレイちゃんの乗駱駝すがた。傾いている。
自撮りも試みる。ケータイを落としそうで顔が引きつっている。

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残念なことに夜は雨が降り星空も朝日も見えず。しかし砂漠感は堪能した(寒さや強風など過酷な環境ということをふくめて)。

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翌日はタクシーをチャーターしてフェズに向かう。フローのガチンコ交渉とリアのフランス語により無事到着。途中の山道で雪が降りはじめたなあと思ったら、すぐに真っ白の世界に。グレー一色のイングランドから脱出するために来たのに…

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ともあれフェズに到着。フローの誕生日と最後のディナーをみんなで祝う。砂漠の苦行を終えみんな良い顔。どうしてもサナヤがブッダに見える。

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こちらは牛肉とプルーン、アプリコットのタジン。美味しいけれど重たい。

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翌朝はすこしだがフェズの街を探索して帰路についた。

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サナヤのチョイスしたホステルはマラケシュ(Hostel equity point)もフェズ(dar jannat)も最高のコストパフォーマンス。とくにフェズのホステルは管理人さんはめちゃくちゃ良い人だし朝ごはんはFancyでいうこと無し。ただし部屋についているシャワーは使ってはいけない。水でブルブル震えながら砂漠の砂を流すのはTortureでしかない(共用シャワーがありそちらは最高のクオリティなので安心です)。

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団体行動が得意じゃない自分にとって5人での旅行は稀なことだったが、タジンに飽きたねぇとか寒い寒いとか言いながらバスに乗ってビスケットをかじったこと、客引きにうんざりしながらも始めてみるメディナのお店にあちこち引っかかりながら歩いたこと。初めてのマラケシュでの朝リアが起こしてくれて朝焼けを見たこと。サナヤが「ナオコは一番歳くってるのにどうしてそんなにcuteなの」といって笑ったこと。ミレイちゃんの食べ残しのクスクスをおねだりしたこと。フローのたくましさを目の当たりにして感心したこと。英語がうまく話せず、ずっとずっと悔しい思いをしているが、この旅でもやっぱりそういう思いをしたこと。

いい旅だった。

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フェズに留まるサナヤとフローと分かれ、3人でUKを目指す。ブライトンに到着したのは23時ころ。帰路の電車でコイン遊び。初めて全部の柄がそろった。

 

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