Lost Mobile and More, Record of Reading #7『銀二貫』

先日のこと。雪に見舞われた、大寒。携帯忘れて、早朝から京都は梅津のタクシーの営業所へ。

営業所は、桂川のすぐそばにあり、思ったより随分小さく、引き染めの工場のとなり。よくみたら同じ染め屋さんが経営しているのだった。

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受付のおばさんが、「バスできはったの?まぁ~!」とおっしゃる。はい、遠かったデス…お礼を言って帰路に。

その前に、折角遠くまで来たので、梅宮大社に参詣。清酒の神様ということで、たくさんの樽酒が奉納されていた。

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雪かき中のおばさんも、「気をつけていってらっしゃい~」と声をかけてくれる。結構近いのに、知らない京都。

 

さて、最近の読書はこれ。

『銀二貫』原田郁

宝塚で舞台化されたり、ドラマ化されたりしている時代小説。大阪の寒天問屋の旦那さんと、その奉公人の生きざまを描く、あきんどのお話。

天満橋、京橋、船場、天神橋、水の都と言われた大阪の暮らしが、馴染みぶかい地名の由来と共に出てくるので、大阪の人はいっそう楽しめるだろう。

こちらは天満橋周辺、桜の季節。かつてはお城の膝元、奉行所が構えるまち。今も官公庁が軒を連ねる部分もあるが、水辺の散歩道になっている。

特に印象的なのは、仕事でよく通りかかる天満宮、あまり気にとめていなかったが、大阪の人たちの思いを、こんなにも集めてきたのかと思うと、見方が変わりそう。

あらすじは、寒天問屋に奉公する主人公が、一生懸命寒天の新製品開発を試み、目には美しく、のど越しさわやかな、新しいお菓子(水羊羹)を発明するお話。

あとがきによれば、筆者、相当に懲り性で、執筆中はしょっちゅうアンコを炊いていたらしい。近世日本の粋を描いた点、食べ物の話がちりばめられている点、関西版の池波正太郎という感じ。

江戸はお武家様に任せておいて、大阪はあきんどの町でっせ、ということかな。それを思うと、東京一極集中が続くなかでの、大阪の経済力・文化の凋落は明らか…残念すぎる。

 

そして、夜はケルンに登りに行って、クライミング道具をそっくりソノママ忘れた私…

(-_-;)

追記①:この週はつぎつぎになんちゃってミスを続発しました。ううー

追記②:南海空港線に乗ってて、初めて通天閣に気づきました。小さすぎてわからんかった…背後には存在感薄すぎのあべのハルカス

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