We are going toLeave Our Share-House in Spring

Our share-house is on the hill beside a Tofu factory. 


引っ越しします。
2年間を暮らしたシェアハウス、通称「おからハウス」を退去することが決まった。引っ越しの時期は4月の後半を予定。おからを食べそこねている方は、それまでに訪ねてきてほしい。
ちなみに、同居人同士で喧嘩をしたわけでは無いので、ご安心を。

One day afternoon -Okarahouse

One day afternoon -Okarahouse

おからハウスの名前の由来は、近所に豆腐屋さんがあっておからが半永久的にタダで貰えるという所にある。最近、おから排出設備が導入されて、白くホコホコのできたておからが、ダクトからモコモコ排出されるようになり、大変見ものだ。

70年台に建てられた家と聞いているが、3戸の連棟住宅の両側が除却された建物だそうで、南側の側壁には上から下まで立派なクラックが走っている。隙間風も半端無いが、前にこの家に住んでいた友人は、「吉田山の風はいいなぁ〜」と言っていたので(しかも冬に)、それを見習って風流ということにしている。いい家です。

そんなおからハウスだが、今年の春で契約更新期になるのに合わせ、住人それぞれの将来を話し合い、春に退去することを決めた。面倒くさがりで隠れ出不精の私には、少々の努力で「帰ったら誰か居る」という家は、家族から離れて暮らすようになってからというもの、何物にも代えがたく、生存環境として必要だった。

学生寮に住んでいた頃から8年間、シェアメイトには面白い人も、理解を超越する人も居たけれど、幸運ながらその時々楽しかった。全員と上手くいったわけではないが、「人と住む」ということが、安心・安全に関わるような欲求(多分5段階のピラミッドの下から2段目くらい)を満たしてくれていたので、そのメリットが優っていたのではないかと思っている(同居人は同意しないかも)。

寮を選んでいなければ、適当なワンルームでぼんやり焦りながら腐っていたのではないかな。
寮に入ったのは人生最良の選択の1つだと思う。できることならタイムトリップして、大学1回生の私を良くやったと褒めてあげたい。今となっては1人暮らしは身体に毒だし、1人住まい用の家具家電を新調して大学進学なんて、非合理の極みだと思っている。

ちょっと違う話だが、山極寿一先生の「家族」についてのロングインタビューが面白い。職場の先輩から薦めて頂いた本だ。
長年ゴリラを研究してきた山極教授によると、食べ物がある場所へ移動しバラバラで食事をするのは「サル」であり、多産のために二足歩行で食糧を収集するようになり、集まって食事をとるように進化したのが、「人間」だという。つまり、1人でごはんを食べる個食など、個々の自由時間に執着した生活の個人主義化は、人の進化に逆行した行為であるという。

これは家族についての説明なのだけれど、血縁関係でなくても、誰か他人と同じ空間で暮らして同じ釜のおからを食べて、人間らしく生きていると感じるのは、生物的に人間の根っこに関わるものなんだろう。そう考えると、個人主義を超えた生活を営む、私達の今の状況は、進化の延長を先駆けている?

シェアハウスがどんなに楽しくても、同居人との間柄が家族くらい安定した信頼できる集団に成り得ないし、家族がいてこそ同居人との生活があると感じるが、それでも、夫婦・親子間にあるような共同の試練とか責任があれば、中々オモシロイ人間関係が築けるのではないかという気もしている。

テラスハウスとかのせいで、ウソっぱちなイメージが流布されているが(私もyotubeで結構見てました)、他人と暮らしの空間・時間を共有することには、色々と楽しく生きるヒントが詰まっていると思うので、また機会があったらシェアハウスの中で歳を重ねてみたいと思う。

さて、4月からどんな暮らしになるかな?

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